借地権の相続

17年08月30日

未分類

借地権の相続 はコメントを受け付けていません。


建物を建てることとして土地を借りる際に発生する借地権は、遺産分割協議の対象となり得るため、相続する権利のひとつとなります。マイホームは、親から子、子から孫へと引き継がれることが多いものですが、地主と借地契約を交わした借地人が死亡した場合には、借地契約の内容がそのまま引き継がれるのが一般的で、土地や建物を相続する場合に、地主に承諾を得る必要はありません。また、同居人に相続が限られるわけでもなく、実家を出て遠く離れた土地で独立していたとしても相続権があれば、借地権を相続する権利があるのです。ただし、例えば、借地契約を交わした父親が死去した場合、建物の所有権は父親名義となっているため、子どもが相続するたえには、相続登記の手続きを行い、借地権者の名義変更をしておかなければなりません。

借地権は、旧法と新法によって条件が変わるものであり、相続するだけの場合は父親が借地契約を結んだままの内容がそのまま引き継がれることになります。旧法から新法への切り替えなどをする場合には、相続した子どもの名義で地主と改めて契約書を交わした方がいい場合もあるので、注意が必要です。また、普通借地権の場合は、自動更新が可能ですが、定期借地権の場合は、契約期間が満了となると借地権が消失することになることも理解しておかなければなりません。さらに、貸借権契約書の内容に、契約を締結した借地権者が亡くなった場合は地主に更地にして返還するというような事項が含まれている場合もあり、専門家への相談が必要となります。